「 Android スマホで PHS の通話ができる『だれとでも定額パス』」ケータイ Watch より)

 ウィルコム から 発表された「だれとでも定額パス」(WX01TJ) は、これを持って Android 端末に専用アプリケーションをインストールすれば、 同社のだれとでも定額プランを適用して PHS 網で定額通話ができるという代物で、 見た瞬間、「お!」と思いました。
…が、よくよく考えてみると、ちょっと違うと言う気がしてきました。

 何を言っているかというと、 個人的に今現在、はやりのスマートフォンって iPhone に端を発して、 一律、「ちょっとおしゃれなかまぼこ板」という形状で、 人が音声で通話するためのデバイスとしては、お世辞にも人間工学的に優れた形状ではないと 常々思っていて、通信会社のエゴさえ排除できれば、 通信回線はモバイルルーター的なものと通話するためのヘッドセットかハンドセット、 データ通信用に適当なサイズのタブレットを組み合わせるのが最適だと思っています。
 残念ながらそこを目標に考えると この WX01TJ は全く発想が逆だと気づいたのです。

 つまり、 WX01TJ は通話に使うのはあくまでおしゃれなかまぼこ板(スマートフォン)で、 それ自身は音声通話回線への接続しかサポートしないようなのです。

 スマートフォンの形状についての話に戻ると、 音声通話ができアプリケーションプラットフォームとして利用できる コンピューティングデバイスとして、コンパクトにまとまっている 「テレビデオ」的デバイスとして、これはこれ、スマートフォンは便利だと思っています。

 ただ個人的には、 接続回線は契約するキャリアで決まるので、ヘッドセット(かハンドセット)、 コンピューティングデバイスは好きに選ばしてよって気がして、 いつでもどこでもって感じで、 あの 5 インチ前後のディスプレイとにらめっこしている時間が長くなるほど、 暗い性格がより暗くなっていきそうで… (^^;;;

 ロジテック LBT-MPPHS01BK なんかで、 Nexus 7 をいじりながら、電話がかかってきたら、 これでそのまま通話、通信回線は鞄の中に入れっぱなしのモバイルルータがすべて面倒見てくれる。。。 これが理想かな?と一時考えていましたが、 ちょっと冷静になるとフィーチャーフォンがしっかりしたモバイルルーターになってくれれば、 それで良かったんじゃないの?ここまでスマートフォンに駆逐されることもなかったんじゃないの? そんな気もしてきました。

 こういう発想するキャリアさんは出てけーへんかな。。。 と思ったりしている今日この頃です (^^;A

本日の一品 「 デカスマホにピッタリ! タッチペン型 Bluetooth ヘッドセット」ケータイ Watch より)