「 楽天、電子書籍販売サービス『 Raboo 』を 2013 年 3 月末に終了」INTERNET Watch より)

 先般、ソニー の新 Reader PRS-T2 を 購入に踏み切った ばかりで、(まだ手元にないですが (-_-; )近々、Reader ユーザーになる人間の発言としてお聞きください。

 kobo が 楽天 から日本に登場した際、 統合する方向で検討するとされた Raboo が終了します。
 購入したコンテンツは終了後も利用できるのは何よりです。 DRM でがんじがらめになっているのが日本の電子コンテンツですから、 いったい販売元がなくなるとどうなるのだろう?ということには常に不安がつきまといますから。

 ただ Raboo と kobo の統合には無理があった。だからあきらめた。
 それだけ、単品の話であればいいのですが、 kobo 発売時「 7 月末までに 3 万、 8 月末までに 6 万、年末までに 20 万」と掲げられた コンテンツ数の目標は、ご存知の通り現時点で遠く及ばないものとなりつつあります。
 その前の発売直後のドタバタ…

 新しいことを始めるにあたって何もかも順風満帆、そんなことは少ないのでしょうが、 それにしてもネガティブなイメージが多く、何よりポジティブなサプライズが出てきません。
 改善に向けて善処しているようですが、日本での kobo 発売が最もポジティブな話だった。 そう言われかねない負のスパイラルに入り込んでいるような気がします。

 7 月上旬に kobo の展開が発表された際、 Amazon.co.jp が日本での Kindle 発売を先に予告して 「焦っているのか?」とも思いましたが、 ふたを開けてみれば、まだ日本で Kindle が発売されていない今現在、 楽天 が展開する電子書籍事業は、 残念感を通り越して滑稽にすら見えます。

 個人的にはネットショッピングのヘビーユーザーだと思っていて、 Amazon.co.jp と同じくらい 楽天 も利用していて、時々プラチナ会員として扱ってもらえるほどで、 アンチ 楽天 では決してありません。
 その私が見ても、本当に Kindle が登場して、 日本の電子書籍市場を席巻してしまうようなことになった場合、 振り返ってみると kobo は単なる露払いだったねと言われかねないと感じます。

 そろそろ何か一つくらいポジティブサプライズが必要なんじゃないでしょうか? > 楽天

西田宗千佳の RandomTracking
「 問題の原因、解決のめどは?『楽天 Kobo に何が起こったか』」
「 楽天 Kobo スタート。三木谷社長単独インタビュー ~楽天が電子書籍市場で狙うもの~」
AV Watch より)
Ellinikonblue.com Weblog
「 今度こそ、今度こそ、今度こそ… Kindle 日本上陸?」
「 (まずは) kobo が 7 月 19 日に登場するそうですが…」