Google Japan Developer Relations Blog 「 Chromium プロジェクトの新しいレンダリングエンジン Blink のご紹介」

 Opera が 独自のレンダリングエンジン Presto の開発を断念し、 WebKit を採用することになり、レンダリングエンジンの実装が減っていくことはどうかとは思っていたのですが、 なんと Google が動きました。

 Google Chrome は v28 より、 WebKit からフォークした Blink をレンダリングエンジンとして採用します。
 これには Opera も同調し、 今後、この Blink を採用するそうです。

 これに合わせてかどうかは知りませんが、 MozillaSAMSUNG と共同で、 新レンダリングエンジン「 Servo 」の開発を表明しました。
 Mozilla といえば、 Firefox で 採用されている Gecko なんですが、 この Servo は(今のところ) ARM 向けのエンジンと言うことになっていますし、 直近で Gecko と置き換えるという話でもなさそうです。

 結果論的にものを言わせてもらうと、 現存するレンダリングエンジンというのはシングルコア時代に設計・実装されたもので、 互換性という鎖に縛られつつ、これまで進化を続けてきたわけです。
 ただ ARM アーキテクチャの台頭、そして x86 アーキテクチャにしても、 今後、ヘテロジニアス(異種)・マルチコア化が進むと思われ、 これに合わせて、マルチスレッドを最大限活用してパフォーマンスが上がるよう 大きく設計を見直す時期に来たんだと思います。

 ひとまず、Google Chrome に搭載される Blink は v28 から登場だそうです。
 どれほどの効果を見せるのか楽しみにしています。。。
# 開発版を入れてみるほどの気合いはない (^^;;;

「 Google が新レンダリングエンジン『 Blink 』発表、 Mozilla はモバイル向けエンジン『 Servo 』発表」GIGAZINE より)
「 Blink エンジン搭載の Chromium 開発版リリース、 6 月の Chrome 28 から一般提供」Engadget 日本版 より)
「 米 Mozilla 、次世代レイアウトエンジン『 Servo 』を韓国 Samsung と共同開発」INTERNET Watch より)

Ellinikonblue.com Weblog 「 WebKit と Gecko と Trident と」