昨今、 YouTube だなんだと、 コンピューターデバイスで浴びるように、しかも簡単に動画なんて見られる時代ですが、 実は素の Windows とか Mac とかでその辺に転がっている動画ファイルを見ようとすると、 コンテナがどうだ、コーデックがどうだ、 DRM がどうだと意外に苦労したりします。
 ストリーミングで見る方が今の時代、圧倒的に簡単なんですよね。 よくよく考えると、なんか不思議な気がします。
# 昔はねぇ。。。苦労したんですよ。ストリーミングって言うといろいろと…すいません古い人で (^^;

メインで使っている Windows 7 では、 ffdshow tryoutsHaali Media Splitter をインストールして、 Win7DSFilterTweaker でちょこちょこっと設定してやれば、 たいていのファイルは再生できるようになったんですが、 ちょっと前に手に入れたファイルがなんか変だったので、 調べてみると動画部分は H.265 で圧縮された MP4 コンテナでした。

 最新の MPC-HC とか入っていれば再生はできたんですが、 この時、初めて気がつきました。
 最近のこの手のアプリケーションが使っているデコーダーライブラリって、 すでに LAVFilters なんですね。。。 orz

 ffdshow tryouts は v1.3.4531 から 開発がすでに止まっていて、 その代替に LAVFilters が各所で使われています。 これはスプリッター(コンテナを映像、音声に分割するプログラム)も、 64bit 版のデコーダーも含まれていて、 これ一つインストールすればあんじょうしてくれる優れもの d(^^)
# 最後に Win7DSFilterTweaker での優先順位の設定をお忘れなく

 実際、うちでは仮想環境の Windows 7 や Windows 10 Insider Preview にもインストールしてみて、 ffdshow tryoutsHaali Media Splitter の組み合わせより好調なので、 最近、メインのデスクトップも LAVFilters に 入れ替えました。
 これで H.265 時代が来ても安心 (^^)v

 ちなみに最新バージョンは 2015 年 7 月現在、v0.65 です。 まだの方はお試しあれ。。。 Ellinikonblue.com Weblog 「 今頃 Windows 7 メディア再生環境の整備」