ニンテンドー DS(以下、 NDS ) に続いて 先週の日曜日、プレイステーション・ポータブル (以下、PSP )が発売になりました。

 運良くというか、偶然、両機とも実機を見る(買ったわけではありません)機会に 恵まれ、その感想ですが、物としての質感は圧倒的に PSP が上でした。 これがゲーム機とは思えないような表面仕上げ、圧倒的にコンパクトなサイズ、 美麗な液晶と、税抜き 19,800 円で売られている代物とはとても思えません。
 対して、NDS の方は明らかにゲーム機チックで、とにかく分厚く大きいという 感じを与えられます。 また PSP が光沢感のあるブラックという締まったカラーを採用しているのに対して、 NDS がボディーカラーがホワイトという膨張色であるというのも、 見た目の大きさに拍車をかけているような気がします。
 各ニュースサイトで報じられるニュースを見ていても、 NDS が比較的潤沢に商品を用意したことに対して、 PSP はタイトなスケジュールもあったでしょうが、 明らかに品不足が伝えられていることからも、 プレミア感は PSP の方が明らかに強いような気がします。
 発売日に SCEJ の 久夛良木 社長自ら出張ったことといい、 発売のインパクトは PSP に軍配といってもいいでしょう。 しかし、実際のところは商品をしっかり用意できた NDS の方が数はでたようで相撲で負けて勝負に勝ったというところ。

 まぁハードの性能で市場が決まることがないと言われるのが、 ゲームプラットフォームの世界。どうなりますことやら。
 ただ見た感じだけで、「どっちか好きな方をあげる!」と今、言われたら 個人的には PSP 。