「 ニフティも Winny 通信を規制へ」
「 ぷらら、Winny 通信をシャットアウトへ」
(以上、 ITmedia より)

 現役 内閣官房長官 様 のご発言 を大義名分にして、 P2P アプリケーションに直接的、間接的に被害を被っていた企業は正面きって、 対策に乗り出せるようになりました。

 特にプロバイダにとってはいい時代になったものだと思います。  これまで「ブロードバンド時代到来」とか「やっぱ定額料金制でしょ」とか言っといて、 ユーザをかき集めることに成功してはみたものの、 いざブロードバンドアプリケーションやコンテンツ隆盛の兆しが出てくれば、 「定額制での収入では設備投資が間に合わない」とか言い出す始末。
 そこへ目の上のたんこぶだった P2P アプリケーションへの規制も、 大手を振ってできるようになったものだから、 「 P2P アプリケーションの技術的発展を阻害する気はない」とかとりあえず言っておけば、 莫大な設備投資を要求する膨大なトラフィックを規制することができるようになりました。
 技術的に P2P アプリケーションのトラフィックであると完璧に判断することが 可能かどうか疑問だと思っているのですが、実のところそんなことはどうでも良く、 適当に規制してしまったところで、ユーザへの報告義務がある訳ではないですから、 大量のトラフィックを発生させているユーザを規制して苦情が来れば 「 P2P アプリケーションを使ってませんか?」と言い、実際使ってなければ 時間をもらってそのユーザだけ規制を解除すればいい、 そうではないユーザには 「他のユーザが使っている P2P アプリケーションが圧迫してるんです。迷惑ですね」と 責任転嫁し、のらりくらり交わすことで、トラフィックを意図的にコントロールできます。  そうすれば、設備投資は計画通りでき、経営の安定化もできて万々歳。 笑いが止まりませんね。



 はい、思いっきりうがったものの見方です。反省 (-_-;>
 まさかね。我が家にもインターネット接続を提供していただいている 「 No.1 プロバイダ」の @nifty ほどの プロバイダがこんな姑息なこと考えることなんてないですよね (^_-)-*