「 Microsoft 、自社ブランドの Windows 8タブレット『 Surface 』」PC Watch より)

 以前にも明言していますが、 Windows 8 は Windows 95 以降、Me をのぞく (^^;;; Microsoft のコンシューマー向け オペレーティングシステム (OS) で、 個人的に初めて発売とほぼ同時に購入することはない製品となるでしょう。

 理由は簡単で Windows 8 自身、 Windows 7 の改良版という位置づけで OS の機能そのものに さして大きな進化はないと考えていて、 目玉となる Metro スタイル UI も、Windows を使用している PC がデスクトップだけとなった今となっては、 正対している 26inch 級ディスプレイをタッチパネルタイプに交換する気はさらさらありません。

 ただ、この Surface のようなフォームファクタを見ていると、 意外に Windows 8 って化けるかもと思っています。

 今現在、タブレットというデバイスに採用されている OS は、 iPad に採用される iOS にしろ、4.0 でスマートフォン、タブレット向けの OS が 統合された Android にしろタッチオペレーションを前提としたインターフェイスが提供されていて、 そこにキーボードを持ち込むというのは、 ノート PC で実現できていた作業の効率性をタブレットデバイスでも実現しようとする力技で、 明らかに OS 側、アプリケーションが完全に対応できているかと聞かれれば 歯切れのいい答えは返ってこないでしょう。

 ところが Windows 8 の場合、Windows 7 までである程度完成された キーボード、マウスなどを使う通常の作業効率を実現できる UI と、 Windows Phone でも採用されるタッチオペレーション向けの Metro スタイル UI 、 実績のある UI が両方使えます。
 この Windows 8 を採用するならば、これまで単なる折衷案的フォームファクターと思っていた Surface や ASUS Transformer などのセパレートタイプのフォームファクタが 初めて「ありかも?」と思えてきました。  問題はキーボードやマウスを使うレガシー UI と タッチオペレーションとなる Metro スタイル UI がどこまでシームレスに使えるか… ここに問題があると少なくとも Release Preview の レビューではよく見ました (^^;>
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「 日本マイクロソフト、 Windows 8 Release Preview を提供開始」 ~日本では 1,200 円の優待購入プログラムも提供 ( PC Watch より)