Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Apr 09, 2015 at 23:17

Rumix2 の Ruby を 2.2.0 系にアップグレードする

 それでは以下の材料、
  • ruby-2.2.1-x64-mingw32.7z
  • DevKit-mingw64-64-4.7.2-20130224-1432-sfx.exe
を用意したところで、 Rumix 2 は USB 版が X:¥Rumix2 に展開(インストール)されているものとして、 以下のように材料を捌きます。
  • ruby-2.2.1-x64-mingw32.7z は X:¥Rumix2¥ruby¥ フォルダー以下に 「 2.2.1 」フォルダーを新規に作成し、ここに解凍します。
     解凍してできあがったフォルダー (ruby-2.2.1-x64-mingw32) を 「 x64-mingw32 」とフォルダー名を変更します
  • DevKit-mingw64-64-4.7.2-20130224-1432-sfx.exe は X:¥Rumix2¥ruby¥ フォルダー以下に「 devkit-mingw64-64 」というフォルダーを新規に作成し、 ここに解凍します。
 ここまで Ruby の処理系と Development Kit を用意できたら、 次に X:¥Rumix2¥shell¥nyaos¥_nya.d 以下にある 「 rumix_conf.ny 」という処理系などへのパスの設定をしているファイルを編集します。

 要は新しく用意した処理系と Development Kit へのパスに書き換えます。
 もともと「 2.0.0¥i386-mingw32 」とか「 2.0.0/i386-mingw32 」となっていたところを「 2.2.1/x64-mingw32 」に、 「 devkit-mingw64-32 」となっているところを「 devkit-mingw64-64 」に変更します。

 具体的には以下の部分です。
# 変更部分だけに端折ってあります m(_ _)m
:(略)
# rubyのパスを環境変数に追加
set PATH+=%NYAOSDIR%¥..¥..¥ruby¥2.2.1¥x64-mingw32\bin
:(略)
#=BEGIN usbrumix-devkit
# devkitをその場でインストール (USB Rumix用)
cd %NYAOSDIR%/../../ruby/devkit-mingw64-64
ruby -e "open('config.yml', 'w'){|f| f.puts '---'; f.puts '- ' + File.expand_path(ENV['NYAOSDIR'] + '/../../ruby/2.2.1/x64-mingw32')}"
:(略)
 ここまでの作業が終われば、 Rumix 2 付属の ckw-mod を立ち上げると、 以下のように入れ替えた Ruby のバージョンが表示され、 Devlopment Kit も使える状態になっています(のはずです)。
Image:Computer/20150405Rumix2RubyUpgrade.jpg
 あとは、以下のコマンドを実行して gem まわりを最新化できれば、 アップグレードできているのではないかと思われます。
# ただし、これまでインストールした gem はなくなってますので、 再度インストールし直してください m(_ _)m
# gem update --system
# gem update
 実際、この環境で RubyInstaller for Windows に同梱されていた bigdecimal のようなネイティブな gem もコンパイルできたましたし、 なにより Compass をインストールして、 必要な他の gem もコンパイルできました。
 個人的には Ruby の処理系に求める機能を実現できたので、 上出来としておきます。

 これで引き続き Rumix 2 で 最新の Ruby 環境をお楽しみいただけるかと思います (^^)v Ellinikonblue.com Weblog 「 Rumix2 の Ruby を 2.2.0 系にアップグレードしようと考えた」
Posted on Apr 08, 2015 at 20:29

Rumix2 の Ruby を 2.2.0 系にアップグレードしようと考えた

「 Ruby 2.0.0 系、最後の通常リリースが公開」マイナビニュース より)

 Ruby は書けないのですが、 最近は Sass/ Compass を使って、 CSS を作成するもので、ただこの目的のためだけに、 Windows で Ruby を動かしています。

 Windows で Ruby を 動作させる環境として、Rumix 2 を 使っているのですが、もうかれこれ 1 年近くアップデートがありません。

 ご存じの通り Ruby の処理系は、 日々アップデートされており、 Rumix 2 付属の 2.0.0 系の他、 2.1.0 系、最新の 2.2.0 系があり、 上記の記事を目にするにあたり、 「セキュリティメンテナンスのフェーズは通常 1 年間継続するため、 2016 年 2 月 24 日までが Ruby 2.0.0 系のサポート期間となる」なんて記述を見て、 このまま「ふーん」でスルーすると、たぶん来年の春先くらいに 「( Windows で) Ruby 動かん (T-T) 」とか 言って騒いでる自分が頭に浮かんだもので (^^;A 、 なんとか今の Rumix 2 で 最新の Ruby を動くようにしてみようと考えたわけです。

 もちろんやるからには 2.2.0 系を動かします。

 Rumix 2 付属の 処理系は RubyInstaller for Windows と 同じものだと言うことは知っていたので、この最新のもので置き換えてしまえば… それだけでできなければあきらめるつもりでチャレンジしました f^^;

 結論から先に言うとできました (^^)b

 RubyInstaller for Windows の ダウンロードページから、最新の処理系と Development Kit をダウンロードしてきます。
 今回は最新版の以下のファイルを落としてきました。
  • ruby-2.2.1-x64-mingw32.7z
  • DevKit-mingw64-64-4.7.2-20130224-1432-sfx.exe
# Rumix 2 に同梱されているものは 32bit 版ですが、今回は 64bit 版を使用します。

 材料は以上となります ^^
 実際のインストールは次回 m(_ _)m Ellinikonblue.com Weblog
「 Rumix2 で Windows にも Sass 環境を!」
「 Windows で Sass 環境を実現する Rumix2 をもっと便利に!」
「 Rumix2 で gem update できないときの対処法」
Posted on Apr 07, 2015 at 23:19

デザイン一新! Nikon 1 J5 発表!!

「 ニコン、デザインを一新した『 Nikon 1 J5 』」デジカメ Watch より)

 今年、コンパクトデジタルカメラを オリンパス STYLUS SH-1 に (やっと)買い換えましたが、 その際、最後までコンデジにするかミラーレス化にするか悩んで、 ミラーレスにするなら、ニコン の Nikon 1 J シリーズを…と考えていただけにちょっと感慨深いです。

 比較対象として悩んでいたのは Nikon 1 J4 でしたが、 今回発表された Nikon 1 J5 を見ていたら、 もっと長考になっていたかもしれません。
# ま、おそらく予算問題で手を出せなかったでしょうが… (_ _;>

 それくらい一新されたデザインは魅力的で、 やっぱり老舗カメラメーカーがミラーレスを作るにしても「こうでないと!」と思わせます。  中身は正常進化形という感じですが、操作まわりのチープ感はなくなり、 また背面液晶がチルト式になっているので、少々本体が分厚くなっている感は否めません。
 ま、記録メディアも microSDXC/SDHC/SD カードというのも (個人的には)残念なまんまです。

 うん。やっぱり RAW 記録に対応していた STYLUS SH-2 の方が悔しかったかな。。。 (^^;
 とか言いつつ、発売は 4 月末だそうで店頭販売が始まったら、 それはそれとしてブツは見に行きますけど… (^O^;;;

Ellinikonblue.com Weblog
「 オリンパス STYLUS SH-2 発表!」
「 オリンパス STYLUS SH-1 到着!」
Posted on Apr 05, 2015 at 18:18

xrdp を設定してみたまとめ

 Raspberry Pi 2Fedora 21 Xfce Spin をインストールした環境で、 xrdp を動かしたという話をしましたが、 その際、いろいろ別の環境( VMware vSphere Hypervisor (ESXi) 上の仮想環境マシンにインストールした Linux ) でも xrdp をインストールしてみたので、 その結果をまとめておきます。

その1: Fedora 21 Xfce Spin (Raspberry Pi 2)

 まずは先般、話題にしました Raspberry Pi 2 へ インストールした Fedora 21(Xfce Spin) では、 標準リポジトリからインストールできるバージョンは v0.6.1 で、 インストール後にファイアウォールの設定とサービス起動の設定を行う以外に、 ホームディレクトリに .Xclients ファイルを作成する、 もしくは /etc/X11/xinit/Xclients などを書き換える必要があります。
 うちでは一番簡単(そう)で、 xrdp でアクセスできる ユーザーを限定するために .Xclients を作成する方法を採用しました。
 作成する .Xclients ファイルの中身は以下の通りです。
startxfce4

その2: Xubuntu 14.04.02 LTS(ESXi)

 Xubuntu では、 標準リポジトリからインストールするだけで使えるようになります。 バージョンは v0.6.0 になります。
 インストールに関しては以下の通り。
# sudo apt-get install xrdp
 インストールするとサービスは勝手に上がりましたし、 ファイアウォールの設定も必要ありませんでした。これが間違いなく一番楽。

その3: Fedora 21 Workstation(ESXi)

 Raspberry Pi 2 のものとの環境比較のために Fedora 21 Workstation も用意して、 xrdp をインストールしてみました。
 当然こちらもバージョンは v0.6.1 。

 ただサービスがこちらはうまく起動しません。
 調べてみると SELinux を無効化するか、
# sudo chcon --type=bin_t /usr/sbin/xrdp
# sudo chcon --type=bin_t /usr/sbin/xrdp-sesman
# sudo systemctl enable xrdp.service
# sudo systemctl start xrdp.service
 とすることで、サービスを起動することはできるようになりますが、 接続してみると、うまくリモートデスクトップクライアント側の解像度に合ってくれません。
 動いているようには見えます… あくまで Raspberry Pi 2Fedora 21 との比較環境で用意したものなので、 これ以上深くは突っ込まないことにしました m(_ _)m

-----

 CentOS 7 は、 標準リポジトリに xrdp がなかったので試していません。

 また、いずれの場合も、Windows から接続するとキー配列が日本語配列になっていないので、 日本 xrdp ユーザ会「 キー配列について」 のページにある 日本語配列のキーマップファイル km-0411.ini をダウンロードしてきて、 /etc/xrdp ディレクトリにコピーしてから、
# sudo ln -s km-0411.ini km-e0200411.ini
# sudo ln -s km-0411.ini km-e0010411.ini
としてから xrdp を再起動すると、 Windows のリモートデスクトップから接続すれば、日本語配列になりました。

 ただし、
# sudo ln -s km-0411.ini km-e0210411.ini
も加えれば、 Mac のリモートデスクトップからでも日本語配列になるという記載を見つけて、 実際に試しましたが、これは日本語配列になりませんでした。
 Mac からは今現在も日本語配列になってませんが、 特に今のところ大きな問題と認識していないので放置しています (_ _;

 以上で報告完了とさせていただきます (^^;>
Image:Computer/20150316RaspberryPi2Fedora21XfceSpin.jpg
OSS はアルミニウムの翼で飛ぶ 「 Fedora 19/20 上にリモート開発環境 (xrdp & LXDE) を整える」

Ellinikonblue.com Weblog 「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #3 」
Posted on Apr 04, 2015 at 22:01

Chrome OS にも HDMI スティックフォームファクタ Chromebit が夏発売!

「 Google Chromebit 発表、テレビに挿す Chrome OS PC 。 予価 100 ドル以下で夏発売」Engadget 日本版 より)

 Android 、 Windows に続いて、今度は Chrome OS にも HDMI スティックタイプの Chromebit が登場するそうです。
 これまでのものと違って「バッテリー内蔵」ってところが、目新しいところですかね。

 マウスコンピューターm-Stick にも次々とバリエーションモデルが出ますし、 いよいよ今年の CES で Intel が発表した Compute Stick もいよいよ日本市場に登場するようです。
mouse パソコン スティックPC MS-NH1-AMZN Win8.1/2GB/32GB
( マウスコンピューター )
¥9,800
 よく売れるんでしょうね。このフォームファクタ。

 確かに HDMI に差すだけで、その TV なりディスプレイなりが、 コンピュータデバイスとして動くのですから、 おもしろいガジェットではあるのですが、 一般的に売るにはもうちょっとハードウェアとしてこなれないと…と言う気がします。

 電源は USB 給電でも TV の USB からはしんどい。 周辺機器を繋ぐための USB は一個だけで、しかも 2.0 。 LAN は無線オンリーで、キーボードを繋ごうにも USB を塞ぎたくなければ Bluetooth を使わざる得ない…とどめはストレージの容量が多くて 64GB 。
 ちょっと一般の人が便利に使いこなすには、 いろんな意味でストイック過ぎるかな。

 そのあたりも技術の進歩が解決すれば、 このフォームファクターが当たり前になる日が来る…のかな? ^^

「 マウス、スティック型 PC のファン付きモデル」PC Watch より)
「 Intel がスティック型 PC を国内販売、 Windows 8.1 モデルのほか Linux モデルも」INTERNET Watch より)

Ellinikonblue.com Weblog 「 CES 2015 で発表された Intel Compute Stick 」
Posted on Apr 03, 2015 at 23:28

Atom x7 搭載 Microsoft Surface 3 が 499 米ドルで登場!

「 499 ドルでシリーズ史上最薄/最軽量の『 Surface 3 』」 ~ 14nm の新 Atom x7/3:2 の 10.8 型液晶搭載のファンレス 2-in-1
「 『 Surface 3 』当初の販売地域に日本は含まれず」 ~日本へは「最適な形での投入を検討」
(以上、 PC Watch より)

 ちらっと噂は耳にしていましたが、 Microsoft の黒歴史になりつつある Windows RT を搭載した Pro なし Surface
 とうとう三代目 Surface 3 は x86 アーキテクチャーになり、 Windows 8.1 、そして今夏に登場する Windows 10 が動く 製品となりました。

 新型 Atom x7 を搭載し、液晶 10.8 インチとなって価格 499 米ドル。 日本円だと 5 万円台後半かな?…多少手に届きやすい価格になりました。  今、パワー不足を感じ始めている我が家のタブレット Nexus 7(2012) のリプレースする際は、 Windows タブレットでもいいかなと思い始めているので、 この安価な Surface の登場は魅力的な選択肢が増えたことに他なりません。

 ただ 10 インチはちょっと大きいかな…え!?まだ日本での販売は決まってない?
 ま、 Windows 10 の登場もまだ先だし、ゆっくり考えましょうか ^^
Posted on Apr 02, 2015 at 23:14

Xperia Z3 Compact を買っちゃってもいいんじゃない?

 ドコモ GALAXY S III α SC-03E (以下の S III α)を二年使い続けて、やっと呪いが解けたのですが、 素直に機種変更をすると、音声通話をほとんどしないのにカケホーダイに契約し、 今 3GB まで通信できる容量を 2GB に減らしてパケあえるしないと、 月々サポートを受けられないので、実質、現状の月額料金を最低でも維持して、 新しい端末に買い換えることはできないと考えていたのですが、 今、 Xperia Z3 Compact に買い換えようかと思っています。

 ここに至るまでの経緯を整理します (_ _;

【経緯① 理想は遠く… orz 】
 一時はフィーチャーフォンに機種変して、 SIM フリーの 8 インチ前後のタブレットを…と考えていたのですが、 期待していた Xperia Z4 Ultra は…と言うより、 今年の Xperia Z4 シリーズは Tablet 以外は今年後半にしか登場しないようで、 二年縛りが解けて満々になっていた機種変する気をくじかれ、 理想と考えていた環境は遠のいてしまいました orz

【経緯② タブレット= Android でなくてもいい?】
 Nexus 7(2012) もすでにかなり長く使っていて、 最近パワー不足が気になり始めていました。
 買った当初は使うのか?と思っていたタブレットですが、 今ではほぼ生活必需品となっており、そのために 8 インチ前後のタブレットで、 スマートフォンでこなしていることもすべてまかなってしまえば… と思っていたのですが、そもそもタブレットが Android である必要があるのか?というところに、 最近、疑問を持ち始めました。

 確かに今のタブレットでやっていることと言うと、 ウェブサーフィンだったり、パズドラ だったり、 メールをチェックしたり、スケジュールや連絡先を確認したり… 別途 Android スマートフォンがあるのであれば、 パズドラ 以外は、 特にタブレットが Android である必要はないのではないかと思い始めたのです。

 では Android でなければ iPad か Windows かと言うことになるのですが、 キーボードを繋ぐことを考えるなら、やはり Windows タブレットを考えるのが自然でしょう。
 ただ、Windows 8.x のプレインストールされた 今の Windows タブレットを買う気はまったくありません。
 今夏に出荷されるという Windows 10 は Windows 7 以降であれば、 1 年間アップグレードが無償という話もあるのですが、Instant Go の問題があるので、 素直に Windows 10 プレインストール機待ちになります。

 となると、今、 Nexus 7(2012) が担っている役割を Windows 10 タブレットがまかなってくれるのであれば、 スマートフォンは今のまま、 ドコモ の回線を スマートフォンのまま使うという選択肢も、 デバイスや回線の数が増えなくて、検討する価値はあるのではないかと考え始めました。 【経緯③ SIM ロック解除前に思ったほどの変化がなかった】
 5 月からの SIM ロック解除義務化を前にして、 各メーカーから魅力的な端末が、わんさと出てくるのではないか… その中には魅力的な通話機能付きタブレットなんかも…と淡い期待を抱いていました。
 まだあと一ヶ月ありますが、ちょっと考えが甘かったように思い始めています。
 日本の三大キャリアに真っ向勝負を挑む端末なんて、やっぱり出てこないかもしれない… orz

【経緯④ Xperia Z3 Compact って安くない!?】
 調べてみると Xperia Z3 Compact の白ロム端末が意外に安く手に入ることがわかりました。 新品一括なら 70,000 円弱する端末なのですが、3 万円台後半で手に入ります。
 また素直に機種変すると、端末の分割払いで月額 1,000 円、 通信費が月額で 400 円ほど高くなるので 24 ヶ月で考えても 3 万円台後半では足が出ますが、 二年縛りがないので、やっぱり年末に Z4 Ultra とか出てきて、 やっぱりこれにしとくんだった orz とかなっても、金銭問題以外の足かせがありません。

 また、タブレットをどうするかと言う問題とは無関係に、 おサイフケータイを使えるめぼしいタブレットがない以上は、 このために(フィーチャーフォンでなければ)スマートフォンは Android でなくてはならず、 そうなると次また GALAXY を使う気がない以上、年末まで Z4 を待てる気がしません。
 手に入るうちに Xperia Z3 Compact で手を打っておくのが正解ではないかと考えるわけです。

 最低でも 4 月はまだ様子を見るつもりですが、 5 月… 6 月…どこまで我慢できるか… Android 5.0 へのアップデートが発表されたら… 自信が日々なくなっていく毎日です (_ _;>
Posted on Apr 01, 2015 at 21:57

SIM フリー iPhone 6/6 Plus の国内販売再開に際して一言

「 アップル、 SIM フリー iPhone 6 / 6 Plus の国内販売を再開。全種 1 万 1000 円値上げ」Engadget 日本版 より)

 年が明けてから、フィーチャーフォンと SIM フリースマートフォンの二台持ちを 真剣に考えていた時期があって、おサイフケータイ機能をフィーチャーフォンでカバーするなら、 iPhone もありかと一時、考えたこともあったのですが、 国内販売が停止していたため、それ以上、考えが進みませんでした。

 結局、機種変もせずにまだ思案中、 SIM フリー iPhone 6/6 Plus の国内販売が再開されました。
 価格も改定されていて、 iPhone 6 Plus なら 64GB 版で 11 万 800 円、 128GB 版なら 12 万 2800 円(税抜)。。。 販売停止前と比べて一律 1 万 1000 円のプラス…

「高いよ!」

 スマートフォンに 11 万って…えぇ、よく売れているいい製品だというのは心得ているつもりですよ。
 でもね。 11 万あれば、そこそこいいノート PC と、そこそこな SIM フリースマートフォンが変えてしまう今の時代。 個人的に、そこまで高い価値は iPhone に感じません。

 もう一つ。
 これだけ高いと思う iPhone が実際はキャリアからはすばらしく安価に手に入るって、 どれだけの販促費が iPhone につぎ込まれているんだよ!っていう怒りに似た感情すら (今更ながら)沸いてきました (-_-X;

 たぶん、いろんな感情も入り交じってしまって、今回の機種変でも、 どう転んでも iPhone にはしないでしょう。

( )
「 アップルが SIM フリー版 iPhone 6 / 6 Plus の国内販売を停止。オンラインストア・実店舗とも」Engadget 日本版 より)
Posted on Mar 31, 2015 at 19:54

Samba の空き容量を正しく認識しない困った問題

 うちでは NAS4Free で 実容量が実に 9TB + 2TB ものストレージを集約していて、 先般、 Raspberry Pi 2Fedora をインストールして NAS アダプター化した際も 1TB のハードディスクを繋いで、 (もちろんまだ十分に空きがある状態で) Samba で共有している訳なんですが、 数十 GB クラスのファイルを一気に転送しようすると、 「空き容量が足りない」と言うメッセージが表示され、一気には転送できません。

 これは Samba が共有設定されている ディレクトリのあるディスクの空き容量を返してしまい、 設定されているディレクトリ以下にどんなに大きな空き容量のあるディスクをマウントしても、 Samba はこれらを合計して空き容量とはしてくれないためです。

 Samba 内部のコマンド dfree が こういう動きをしてしまうことが原因らしいのですが、 これを回避する方法もあって、設定ファイル /etc/samba/smb.conf に以下のように記載します。
[global]
:(略)
  dfree command = /etc/samba/dfree.sh
:(略)
 その上で、/share を共有するとして、以下のような /etc/samba/dfree.sh ファイルを作成して、 実行権限を与えておきます。
#!/bin/bash
df | grep /share | gawk '{i= i+ $2}{j = j + $3}END{printf "%d %d \n",i,j}'
 ただこれ、global セクションに設定を記載する上に、 dfree.sh にディレクトリ名を書き込んでしまうもので、複数のディレクトリを共有する設定をする場合、 このままでは使えそうにありません。

 今のところ、不可避で致命的な問題ともなっていないですし、ぱっと名案も浮かばないので、 こういう問題があると言うことだけ認知しておくだけにして、 実際には Samba の設定を変更していません。

 ひとまず、共有するディレクトリのあるディスクはできるだけ余裕がある状態にしておくことで、 回避はできそうですが、 Raspberry Pi 2 は 所詮、メインのストレージが microSD カードですからね…やっぱりどうしたって限界が… 困った問題です (_ _;>

マスタークドウのページ 「 samba のフリーエリア (dfree) の問題。」