「 Windows は生ものです」

 これ世間の常識です。 保存料や添加物が大量投入されているのか、 XP はさほどでもないですが、 Windows 2000 は特にひどい。フレッシュな状態と 1 年ものとの 起動時間を比較すると雲泥の差が出ます。
 そんな Windows を( 幸い XP ですが) Let's note LIGHT W2 購入以来、 一度も OS の再インストールなしで使ってきたのですが、 最近、起動に時間がかかるようになってきたのはもちろんなんですが、 サスペンドからの復帰にも異常に時間がかかるようになり、 また UNIX の疑似環境をサポートの終わった SFU3.5 から 先般、 晴れて無償公開された Virtual PC 2004 を使って、 何かディストリビューション丸ごとインストールして構築した環境に移行したいということもあって、 思い切って再インストールに踏み切ることにしました。

 今回の再インストールにあたって、既存環境のバックアップが必要になるわけですが、 先般、オフィスで HDD のお引越しをやったときに、買った HDD におまけでついていた Acronis True Image が 使ってみて非常に便利だったので、今回もこれを自費で買って使ってみました。
Acronis True Image 9.0
( ラネクシー )
 すでに最新バージョンは 9.0 ですがとりあえずお高いソフトウェアなので、 ソースネクストから発売されている 1,980 円版 は Serial ATA に対応していないなど 機能的にもかなり削られている代物ですが、 W2 の HDD インターフェイスは幸いまだ IDE ということもあって、 1,980 円版 で事足りなかったら、最悪、 乗換優待版アップグレード版 を買えばいいやと割り切って、これを購入。  で、結局、事足りちゃいました。
 システムパーティションのバックアップをさくっと取って、再インストール後、 取ったバックアップイメージを 仮想ハードディスクとしてマウントでき、これで「バックアップ取り忘れた!」騒ぎとも無縁。 こりゃ便利。。。と久しぶりに思えたパッケージソフトでした。
# で現在、再インストールしたシステムに環境をせっせと再構築中。。。 こっちのほうが思いのほか大変だったり。。。 (^^;;;>