末期症状の MEDIAS PP N-01D (以下、 N-01 D )から機種変することを決め、 ドコモ の 2013 年春モデルの発表も終わったところで、 次は GALAXY S III α に決めました。

 今回の ドコモ の春モデルの中には、 話題の Xperia Z も、 待ち望んでいたはずのおくだけ充電対応全部入り ELUGA X も 含まれていました。
 それでも、 GALAXY S III α に します。

 なぜか?

 そもそもにして、発表前の段階で機種変は GALAXY S III α か S III かで悩んでいたのであって、新機種に期待していたのではないことが第一です。
 スマートフォンへの移行当時、出たての機種であった N-01D を選択して失敗しているわけですし、 今度変更した機種がいけてなかくても N-01D に戻すことも絶対にしたくはないですし、しません。
 GALAXY S III α であれば、 すでに登場しており、そもそもにして S III のマイナーアップグレード版ですから実績も十分です。

 そして何より今回の発表会を待った最大の理由は、 既存機種への Android 4.1 への対応を発表するかもしれないと期待をもったからです。
 発表される新機種はほとんどが 4.1 だろうと思っていましたし、 あわせてちょっと前に発表された冬モデルへも 4.1 へのアップグレードの対応方針が示されるのであれば、 無理に高い GALAXY S III α を選択せず、 十分に安価になっている S III にすればいいと考えていたからです。

 残念ながら期待は裏切られました。
 発表された新機種は予想通り Android 4.1 搭載でしたが、つい数ヶ月前に発表された機種にすら 4.1 へのアップグレードパスは示されませんでした。

 これでは最悪の想定をせざる得ません。 Android 4.0 搭載の既存機種は 4.1 にはアップグレードされないという想定です。 だからちょっと背伸びして GALAXY S III α を 選択するわけです。

 販売した機種の Android のアップグレードを行わなければ、 Google がいつか旧バージョン Android を切り捨ててくれます。 事実、 Google ご謹製の最新アプリケーションは 今現在であれば Android 4.0 が必須になっています。
 Andorid が順調に進化し、旧バージョンでは話題のアプリケーションが使えなくなれば、 それは機種変更の動機となり、定期的な端末変更需要が生まれる… まさか、そんな恐ろしいことを日本のキャリアとメーカーが考えているとは思いませんが、 今回発表された新機種でも 4.2 への対応は「市場の動向を見極めつつ対応を検討する」という言葉が使われており、 4.2 へアップグレードするとは明言していない上、 先の言葉をその通りとらえて裏を返すと「市場はより(ハードウェア的に)高性能な端末へシフトしていると メーカーが判断すれば対応はしない」ともとれます。

 書いていてちょっと背筋が寒くなりました。
 少なくとも今現在、アップグレードパスが示されない以上は、 次の機種を少しでも長く使うためには、素直に今現在、望みうる最新の Android を搭載する端末を 選択すべきと判断しました。

 ということで、今週末くらい GALAXY S III α に 機種変して参ります (^^)/

「 ハイスペック、フラットな薄型ボディ『 Xperia Z SO-02E 』」
「 Android 4.1 搭載、クアッドコア CPU になった『 GALAXY S III α 』」
(以上、 ケータイ Watch より)

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「 待ってました…ドコモ 2013 年春モデル発表会」
「 日本のスマートフォン市場のスピード感のなさ」