ノート PC の OS の再インストールを行った際、 Virtual PC 2004 上の仮想環境に Ubuntu 6.06 LTS を インストールした その後の状況報告です。

 とりあえずサウンドデバイスを認識しない問題は、/etc/modules ファイルの最後に
snd-sb16
と一行追加するだけであっさり解決しました。

 しかし、DHCP の設定で DNS の設定を取ってくることに関しては、 さんざんいじくり倒しましたがだめでした。 Virtual PC コンソールからの 仮想マシンの設定でネットワーク I/F にホスト側の I/F を共有する設定にすると、 IP アドレスすら取得できず、共有ネットワーク (NAT) 設定にすると IP アドレスしか取得しません。
 ノート PC にインストールした都合上、 ホスト側をうっかり実ネットワークに接続したときなど、 固定の IP アドレスを設定した仮想マシンがバラバラとパケットをはかれると何となく怖いので、 共有ネットワーク (NAT) 設定で使用することにして、DNS のアドレスに関しては、 自宅にいるときしか仮想マシンから外部ネットワークに接続することはしないとして、 自宅ネットワークの DNS アドレスを固定で設定しています。
# これは GUI で設定できます。

 以上の設定で何とか外部ネットワークに接続し、 Ubuntu 6.06 のパッケージアップデートにも成功しました。
 また Apache のインストール及び設定も問題なく終わり、 それとなく環境も整ってきました。
 しかし、ホスト (Windows) 側に保存している blosxom 関連のファイルを 仮想マシン側に転送しようとする際に問題が発生しました。 「 samba を使えば楽勝!」と 高をくくっていたのですが甘かった。GUI の設定ツールもあるんですが、 これを使っても共有できません。なにやらユーザ認証でこけている感じ。 付属の /etc/samba/smb.conf の設定も、 ユーザー認証部分がなにやら「?」な設定になっているため、ここではまりこんでいます。

 とりあえずもう一息。何とか。というわけで、この辺参考にしながらがんばってます。  ついでに参考になるかもしれない Ubuntu 関連の書籍も発見。
Ubuntu Linux6スターターキット (Starter KIT series)
羽山 博 著
( 毎日コミュニケーションズ )
¥1,914