さて間が空きましたが、 今度は ポメラ DM20 のソフトウェア的所感を。  入力に関しては、なんせ ATOK ですから…では、 テキスト入力しか基本できない機械ですから話が終わってしまいますので PC 版の ATOK と比較すると、 やはり予測入力(ある程度文字を入力すると候補をあげてくれたり、 ある単語を入力すると続く単語の候補をあげてくれる携帯電話入力のような機能のことです)がないことが、 なにより残念です。
 あと全く個人的なことですが、関西弁モードがないことがちょっと残念です (^^;>
 それ以外は使っている限り辞書の貧弱さも感じません。 まだ辞書が鍛えてないので「ん?」てときはありますが、 変換能力が極端に悪いと言うこともありません。

 DM20 の新機能として便利なのはカレンダー機能。 DM10 でも月毎のカレンダーは表示できたそうですが、 DM20 では日毎にメモをつけることができるようになっています。 「使わんかな、これ?」と思ってましたが、これが意外に便利。
 最初はメニューからしか呼び出せないのか?と思っていましたが、 [alt]+[F1] で呼び出せることを知ると便利で便利で。。。
 このメモは実際に作成するテキストを保存する本体メモリとは別の領域(本体内メモリ)に作成され、 PC に接続すればまとめて消すこともできます。

 ちなみに DM20 は PC に接続すると、 microSD メモリを差していないと二つの外部ストレージに見え、 差していると三つに見えます。
 一つ目がカレンダーメモの領域、二つ目は microSD がある時は microSD メモリの領域で、 microSD がある時の三つ目、 ないときの二つ目は通常のテキストファイルを作成したときに保存する内蔵メモリ領域が見えます ( Windows 7 の場合)。
 なにせ三つのメモリ領域へ USB ケーブル一本でアクセスすることになるため、 特に microSD へのアクセスがすごく低速で、 通常の SD カードドライブのように使おうとすると無理が出てきそうな感じです。

 そもそもにしてテキストファイルを作成するだけのツールですから、 ソフトウェア的インプレッションといってもこれくらいです。 (^^;>
 それでももうかれこれ一週間使いましたが、すでに手放せなくなり始めています。 今のところ、総合で合格点です。> ポメラ DM20