Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Apr 10, 2006 at 22:21

Many Core への進化で人間の思考能力を超えるか?

元麻布春男の 週刊 PC ホットライン 「 進むメニイコア化を考える」PC Watch より)

 世の中同じようなことを考える人とはいるものだなぁと実感。 まずは次の一文。
 クライアントPCの場合、コンソールの前に座るユーザーが1人であることが、 大きな問題だとは良く言われることだ。 普通、人間は1度に1つのことしか考えられないし、できない。
:(略)
基本的には集中すれば集中するほど(言い換えれば仕事の能率が上がれば上がるほど)、 シングルスレッド化する傾向が強いと思う。 そんな人間に、たくさんのプロセッサコアが与えられても、というわけだ。
:(略)
人間が考えるアルゴリズムそのものに限界が現れるのではないか、という気がしてくる。
 コンピュータの構成要素として CPU はよく人間の「脳」に例えられますが、 これまでの CPU が持つ人間の脳を越える能力は 「爆発的な計算速度」くらいしかなかったわけです。 それが Many Core が進むと、人間の脳にはできない「複数のことを同時に考える」という ことができるようになります。
 単純な話、人間ができないことを考えることができるのか… 例えるのなら翼のない人間に、本当に効率的な翼の使い方など想像がつくのかと言うことです。
 難しいでしょうね。
しかし人間が考えていて、100個を超えるプロセッサコアに最適なアルゴリズムなど 作成できるのだろうか。筆者には想像もつかない。
 私にも想像がつかない (^O^;>
 確かにただ一つのタスクに対して、言い換えるなら人間が一つだと定義してしまっているタスクに対して、 Many Core を有効に使うと言うアプローチでは限界があることは間違いありません。
 これに対しては「靴屋の小人さん」的アプローチで、できるだけ小さく汎用的なタスクを分割し、 あとはオペレーティングシステム (OS) が、もっと軽量高速なプログラム間通信と、 効率的なコアのリソース管理を行うようになればいいのではないでしょうか? そもそも現状では OS そのものが Many Core を前提に設計されているかが、 怪しいと思っていますから。
 また人間が一つと思いこんでしまっているタスクを、どこまで細分化できるかという問題は、 早々簡単に解のでる問題ではない分析的、戦略的要素が多分にあると思いますし、 そう言うマイクロタスク実行の戦略面を考えると、 Many Core 時代のオペレーティングシステムの アーキテクチャはグリッドコンピューティング的な考え方も取り入れる必要もあるでしょう。
 しかし、それができれば、100 個くらいのコアなら使い尽くせるのではないかと思ってます。
 実際三層構造だなんだと、いくつもの筐体に分かれたサーバを LAN でくっつけて、 実現しているソリューションなんて星の数ほどあるのですから。

 オペレーティングシステムの研究から離れて 10 年以上も経つ人間の 戯言かもしれませんが。。。 (^O^)
 たとえば、特定の処理を行なう際に得られるコアの数(同時処理可能なスレッドの数)に応じて、 ダイナミックにアルゴリズムを変える、といったことは筆者の想像を超えている。 おそらく、それを可能にするのは計算機自身がアルゴリズムを考えることだろうが、 そうなるともはやプログラムは人間にはデバッグできないものになってしまうだろう。 人間がデバッグできないということは、人間が正当性を検証できない、ということでもある。
 今でも大規模なプロジェクトにおいては、それに近いことが起こっているだろう。
 こういう SF チックなアプローチは、どうかなぁ。。。 不可能ではないとは思いますが、実現は相当難しいのではないでしょうか?
 人工知能なんてものも、相当前から考え方はありますが、 これだけコンピューティングパワーが上がっても、まだ実現されていないところを見ると、 人間が想像力のみで生み出したアプローチというのは、 どうも今のコンピュータでは、実現が相当に難しいのではないでしょうか?
 しかし、逆説的な言い方ではありますが、 所詮まだまだコンピュータは人間の想像力には遠く及ばないとも言えます。
しかし、事実上不可能なことと、最初から絶対に不可能なことでは、意味合いが違う。 あまり長生きはしたくないもんだ、とも思うが、Intelによると2015年あたりには実現できそうだという。 まだ筆者の目が黒い可能性は高いのである。困ったね。
 現時点で Intel の研究開発力の パワーを前に反論する気はないですが、得てしてこういう難問に対して 「逆転の発想」を生み出すのは、パワーではなかったりしますからね。
 おそらく私も 2015 年あたりでは、まだまだ目は黒いと思いますが、 研究者からもプログラマーからも足を洗ったお気軽なんちゃって SE としては、 困ったねと言うより楽しみの方が大きいですね。 人に迷惑をかけない程度には長生きもしたいですから。
 がんばってください > 現役の研究者、プログラマーの方々 (^^)/
Posted on Apr 09, 2006 at 00:08

Boot Camp

「 アップル、Intel MacでWindows XPを起動できるツールを公開」PC Watch より)

 賞金付きのハッキング大会のお題にもなった 「 Mactel で Windows は動くか?」という問題。
 真の正解はなんと Apple からでました!というオチ。
 諸処の記事を見ていると、ファイナルファンタジーもそこそこ動く程の パフォーマンスがでるとか。 まぁ既存 Mactel な機種は主要構成部品にいいもの使ってますからね。  デュアルブートかぁ。そうかぁ。。。これで Mac の新たな魅力がまた一つ。
# Vista は動くのかなぁ。。。
Posted on Mar 30, 2006 at 16:28

V400 Laser Cordless Mouse for Notebooks

「 ロジクール、デュアルレーザートラッキングのモバイル 5 ボタンマウス」PC Watch より)

 年末に買った マイクロソフト Wireless Laser Mouse 6000 ですが、 かなり気に入っています。 個人的な感想ですが、ヒューマンインターフェイスとして造形は これまでの マイクロソフト 製の デスクトップ用ワイヤレスマウス中で、 最高の一品と言ってもいいと思っています。
 唯一難があるとしたら、気のせいか電池の減りが早いこと。 付属していた電池を使っていて、すでに一度アラームが上がりました。使い方が悪かったのか、 付属の電池が良くなかったのか、本来の性能か不明ですが、気になるのはほんとこれくらいです。  一方で、ノート PC 用には ロジクール V200 Cordless Notebook Mouse を使っています。
 レシーバーも小さく、センサーの性能もいいので非常に気に入ってるのですが、 やはり小型のマウスと言うことで 3 ボタンであることであることなど、 機能的にデスクトップ用と比べるとやはり見劣りしてしまいます。  しかし、今回の ロジクール の ノート用マウスの新製品 V400 Laser Cordless Mouse for Notebooks
  • 新方式のレーザーセンサである
  • 5 つボタンである
  • レシーバーをマウス本体にしまい込める
とかなり魅力的。 大きさも以前使っていた マイクロソフト Wireless Notebook Optical Mouse とサイズ的に あまり変わらない様子。  なんせ待ちに待ったノート用ワイヤレスマウスで 5 ボタン ですからねぇ。。。欲しい。 まだ V200 Cordless Notebook Mouse を 半年くらいしか使っていないと言うのに… (^^;;;;;>
# 年末に マイクロソフト Wireless Notebook Laser Mouse 6000 は 我慢しきったんですけどねぇ…
Posted on Mar 28, 2006 at 00:47

I/O データ GV-MVP/RX3

 そういえば、先般、日本橋に久々に足を向けたときに、 買いました。 I/O データ のハードウェアキャプチャカード GV-MVP/RX3  I/O データ 製では唯一無二の MCE2005 対応製品です。
 1 万円そこそこの製品だったので、過度の期待は抱いていなかったのですが、 早速、載せ替えたところ、TV 画像に迷いがなくなったというか、 すごく絵が自然になりました。音声もしっかりステレオになりました。 なにせキューブ型ベアボーンにロープロファイルではない PCI カードを 装着しなければいけなかったので、取り付けには苦労しましたが、 それ以外は特に大きな問題なし、すばらしい。
 さすがに市場で高い評価を得ている製品だけあります。満足 (^^)v
Posted on Mar 16, 2006 at 21:19

HD DVD/Blu-ray 両対応ドライブ、それが正解

「 LG 、HD DVD / Blu-ray の両用プレーヤー発売へ」ITmedia より)

 一時は統一規格の策定などと言う 淡い夢 も見させていただきましたが、結局、泥沼フォーマット戦争を繰り広げることになった 次世代 DVD の主権争いですが、 ドライブメーカーとしては HD DVD/Blu-ray 両対応マルチを作ってしまえば勝ちですよね。 エンドユーザそっちのけのフォーマット戦争でどちらが勝とう関係ないわけですから、 間違いなくそれが正解。

 ハードウェアに関してはあまり詳しくないですが、 技術として HD DVD/Blu-ray 両対応 のドライブを作ることは「不可能ではない」と 聞いています。あとは「現実的な価格で量産できるか?」が問題です。

 一ユーザとしてもこれで安心。
 この HD DVD/Blu-ray 両対応マルチドライブの開発に目処が立つまで、 次世代光メディアには手を出さなければ言い訳ですね (^-^)b
Posted on Mar 02, 2006 at 01:26

アップル新製品発表…コンセプトが見えない

「 アップル、 Intel Core CPU 搭載のMac mini 」
PC Watch より)
「 アップル、 iPod 用スピーカーシステム『 iPod Hi-Fi 』」
「 アップル、 12,800 円の革製 iPod/iPod nano ケース」
(以上、 AV Watch より)

 どうも Intel の Core Solo 待ちだったようです。 2 月 28 日に アップル から発表されたものの一つは、 噂にもあった Mactel な Mac mini でした。
 1.5GHz モデルは、 Intel Core Solo CPU 1.5GHz/512MB メモリ /60GB HDD/DVD コンボドライブをを搭載して アップルストア 価格は 74,800 円。

 1.66GHz モデルは、 Intel Core Duo CPU 1.66GHz/512MBメモリ /80GB HDD /Super Drive ( DVD+R DL 対応 DVD ± R/RW ドライブ)を搭載。 アップルストア 価格は 99,800 円。
 以上って感じです。 ニュースサイトの記事の書き写しみたいですが、残念ながらこれ以上何も感じませんでした。
 Mac mini が 74,800 円。。。 ホワイトボックスの Windows PC なら買えそうなお値段です。
 キーボードすら付加しない Mac mini の 商品コンセプトってなんでしたっけ?

 iPod 関連での iPod Hi-Fi に至っては、なんと アップルストア 価格 42,800 円。

( )
 評論家気取るつもりはないですし、実物の音を聞いた訳ではないので音質云々は議論しませんが、 スピーカーユニットが欲しいのなら、JBLBOSE の製品がより魅力的に感じます。 革製ケースも含めて商品コンセプトが個人的にはまったく見えません。

…サプライズは四月に持ち越しって感じです。 次はお願いしますよ > Apple
Posted on Feb 17, 2006 at 00:20

Viiv 時代の TV キャプチャボードに望むもの

「 アイ・オー、 AVeL Link Tuner を機能強化。キャプチャ製品は iPod と連携」Broadband Watch より)

 これまでキャプチャ製品は一切 MCE に対応してこなかった I/O データ 製の TV キャプチャボード 「 GV-MVP/RX3 」MCE2005 対応ドライバを 2 月 24 日に公開されることになりました。

 実は去年の冬のボーナスで、 MCE2005 PC 用の TV キャプチャボードを買い換えようと思っていたのですが、結局、あまりの原資の少なさ _(T-T)_ に、 断念せざる得ないことになって、多少リスクはありそうでも 玄人志向 製の KRTV-23416 くらいで夏くらいに手を打とうか…と考えていました。
 しかし、年が明けて上記の記事と併せて、メーカー製の春モデル PC にも Viiv 搭載モデルが (主に Viiv 向けオンラインコンテンツを見るためにしか Media Center を 呼び出さないような代物ですが…)ぽつぽつと用意され始めているように、 Viiv プラットフォームを推進する Intel の マーケティングが、少しずつその効果を顕在化させてきている気配を感じます。
 いい傾向、いい傾向。Viiv 効果万々歳!
# 同時に発表された iPod などのポータブルプレーヤーとの連携は、 どうも同社製に添付される TV 視聴ソフト「 mAgicTV5 」を使わないとだめっぽいですが…  しかし、なぜ周辺機器メーカーは Viiv などという波を前にして、 MCE2005 対応へ 急がないのでしょう?
 TV キャプチャボードを二枚も、三枚も持っている人間から言わせてもらうと、 本体を開けて PCI ボードを差してまで TV を PC で見ようとするような人間が、 DVD レコーダの真似事をする程度の汎用性のない 10 フィート UI を欲しがるとは思えません。
 通常の視聴用アプリケーションも、録画機能をはじめとして致せり尽せりの多機能で PC に負荷を必要以上にかけるような代物はごめん被りたいはずです。
 そう言うアプリケーション開発にリソースを割くくらいなら、 汎用性の高いドライバを提供して、理想を言えばそのライブラリを提供する (私がそれを活用できるかは別問題にしてください m(_ _)m ) 方が長く売れる製品になるのかな。。。と思ったりします。
Posted on Feb 11, 2006 at 23:10

二代目 MCE PC ベースキット候補、本命登場!

「 “ Viiv ”対応の Shuttle 製キューブ型ベアボーン PC 『 SD36G5M 』のサンプルを TSUKUMO eX. で展示中!」Akiba2Go! より)

 LGA775 対応で i945G + ICH7DH の構成、Pentium D を搭載するなどすれば、 Viiv PC の条件を満たす…となると Intel プラットフォームで MCE を動かすことを考えるならこれでしょう。

 しかし、申し訳ないですが、 私は Intel プラットフォームには 興味ありません。上記の記事中で気になったのはここ。
 なお、同社では“ GeForce 6100 ” + “ nForce 410 ”チップセット搭載の Socket 939 対応キューブ型ベアボーン PC 「 XPC SN21G5 」の販売も予定している。 同社によると 2 月末~ 3 月上旬発売予定で予価は 4 万円前後とのこと。
 Socket 939 なら GeForce 6150 、 逆に GeForce 6100 となら Socket754 との組み合わせが理想でしたが、 とりあえず Shuttle 製の AMD プラットフォーム向け グラフィック統合型チップセット採用ベアボーン PC ということで、 この SN21G5 が我が家の二代目 MCE PC ベースキット候補の大本命です。
 先般、 目についた BIOSTAR の製品 ともども、 ものが登場したら一度実際に見学に行きたいなぁと思います。
Posted on Jan 23, 2006 at 22:01

Media Center 用次世代ベースキット候補

「 BIOSTAR から“ GeForce6100 ”チップセット搭載のキューブ型ベアボーン PC 『 iDEQ330N 』が登場!」
「 BIOSTAR から Socket754 対応のキューブ型ベアボーン PC 『 IDEQ N1 』が登場!」
Akiba2Go! より)

 Viiv 搭載 PC も登場するようになって、 Windows Vista にも Media Center 機能が搭載されるようなので、 今後、MCE 搭載 PC の登場が増えてくるでしょう。嬉しい限りです。
 自宅でも、MCE 2005 を 搭載した PC が一台稼働していますが、 SocketA 対応キューブ型ベアボーンである SN41G2 Ver.2 がベースになっているので、現状ではほとんど問題なく使えていますが、 Windows Vista 世代の MCE を使いたければ、 やっぱり上記のような Athlon64 に対応した Socket939/754 対応のものに買い換える必然性に迫られることになるでしょう。
 メインで使っているデスクトップは別にありますし、ノート PC もあります。 ですから、 MCE 用には やっぱり場所をとらないキューブ型ベアボーンであった方がよいように感じます。
 一方で Windows Vista の推奨スペックを考えると、 現存する AMD プラットフォーム向け統合型チップセットでは、 NVIDIA の GeForce6100/6150 + nForce410/430 が最右翼で、 しかもほぼ唯一の選択肢と考えています。
 大本命と考えている Shuttle 製の GeForce6100/6150 + nForce410/430 が出てくるまで、じっくり待つつもりでいますが、 他社製でもこまめにチェックしておこうかと思っています。
Posted on Jan 16, 2006 at 10:39

MacBook Pro/iMac: Mactel Starting!

「 アップル、Intel Core Duo搭載の『 MacBook Pro 』」
「 アップル、Intel Core Duo搭載の『 iMac 』 ~従来の筐体のまま x86 化」
PC Watch より)
 現地時間で 10 日からサンフランシスコで開催されている Macworld Conference&Expo で、 いよいよ Intel Core Duo プロセッサ搭載 Mac が発表されました。
 iMacIntel Core Duo 版が発表されましたが、 これはこれまでの iMac の筐体に Intel Core Duo を詰め込んだだけ (無論、 M/B は独自設計のものでしょうが…)なので インパクトは少々小さいことは否めません。

 やはり、インパクトで言えば、 MacBook Pro でしょう。 従来の PowerBook Gx シリーズの セグメントを引き継ぐ製品だと思われます。
 MagSafe と呼ばれるマグネットで固定する電源アダプタを採用する新設計の筐体に、 Intel Core Duo T2300(1.67GHz)/T2400(1.83GHz) と ATI Mobility Radeon X1600 を詰め込み、 そのスタイリッシュな筐体を除いても、 通常の Wintel 機と比較してスペック的にも十分魅力的なノート PC です。。。 重量 2.54kg と言う点を除いては。
 やっぱり日本と感覚が違うのかなぁ。。。15.4inch のワイド液晶を搭載してることから ターゲットはデスクトップの代替でしょうが、このサイズだとバッテリ駆動時間も それほど稼げないでしょう。 しかしながら、それでも これまでの PowerBook より 多少でも軽くあって欲しかった。
# バッテリ駆動時間に関して気になって調べたのですが、 アップル のサイトにさえ、 「システム構成と使用条件によって異なります」と言うくらいしか記述がない。。。 うそぉ (^^;>

( )
 価格的にもインパクトはなかった(日本での販売価格に至っては若干高くなっている)ことに加えて、 iPod 関連に関しては、 FM チューナつきの リモコン だけ。。。もう一押し、欲しかったなぁ。。。  既存の PowerBook ユーザには、 これまでの PowerG4 から Intel Core Duo に プロセッサが変わるわけですから、ハードウェア性能的にはかなりな向上が望め、 買い換えの動機になる内容だったかもしれませんが、 事前の期待感が大きかっただけに、私を含めてこれから Mac をと言う人たちにとっては 少々引きが弱いような気がします。
 次の Mactel な iBook / Mac mini に期待することにします。