Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Jun 20, 2005 at 12:38

期待できることとできないこと

「 Mac OS 公開されれば『喜んで提供』とデル氏―― FORTUNE 」
「 “ Mactel ”マシンで Windows は使える?」
「 Apple は今度こそ賭けに勝てそうだ」
(以上、ITmedia より)

 賭けに勝てるかどうかはわかりませんが、 Apple という会社が、 今よりアグレッシブに製品展開でき、 どういうポジションを占める会社かということが問われることになっていくことは 想像できます。

 しかし、あまり過度の期待はどうかとも思います。
 まずは Windows PC として Intel inside Mac が 使えるようになるかというと、これは積極的はならないでしょう。
 その第一の理由は、Apple が 別に PC ベンダとして Dell と勝負をしたくて Intel を選んだわけではないからです。 Intel に乗り換えた理由は、 よく言われるようにノート PC 製品のラインナップ強化でしょう。  第二の理由は、Intel inside Mac は レガシーな資産を持たない、かなり革新的なプラットフォームになると予想され、 既存の Windows はおそらく一筋縄では動かないと思われるからです。

 次に MacOS X だけでライセンスを販売して、 既存の Windows PC プラットフォームまでサポートするかというと、 これも望み薄でしょう。
 折角、レガシーな資産を持たないプラットフォームを販売するのに、 その OS がレガシーなプラットフォームをサポートするために 開発費を割くとは考えづらいからです。
 Windows PC でも比較的新しいプラットフォームのもの (現時点で最新の Intel プラットフォームでも だめかもしれない。まずは EFI 起動でないときついでしょう)なら動くかもしれませんが、 Apple として、 OS 単体でビジネスを進めて Microsoft と 真っ向勝負するメリットは何もないですし…

 結局、期待できることといえば、 Intel コンポーネントを使用することで、 安価にスタイリッシュなラインナップが展開できるようになり、 今よりシェアを拡大するチャンスが得られるくらいでしょう。
 それ以上のことは今は何も期待できない、期待しないほうがいいような気がします。 最近、あまり万人受けするようなビックなニュースがない IT 業界において、 マスコミが期待したがるのも、気持ちはわかりますけど…
Posted on Jun 19, 2005 at 14:04

夏の散財 '05 part.0 :まずは玄箱本と…

 いよいよ来週、 玄人志向玄箱 HG を 購入するに当たって、 「 玄箱をハックしよう!」 を 買いました。  予定としては、一応 Debian 化する方向で 考えてはいるのですが、この本、 Vine 化するという基本路線で 書かれていながら、それに必要な様々なハック情報についても書かれているので、 例え Debian 化するにしても、 非常に有用だと思われます。
# Debian 化に挫折して、 Vine 化に転んだ場合の保険にもなりますし…(^^;>
玄箱で遊ぼう!!―玄箱/玄箱HG対応
鈴木 哲哉 著
( ラトルズ )
¥208
 「 玄箱で遊ぼう!!」 がどちらかというと、 正規の使い方から、その発展として Debian 化 を 紹介しているのとは非常に対照的に、ハナから Vine 化を前提に書かれているのが 「 玄箱をハックしよう!」 でした。
 どちらかというと、 「 玄箱をハックしよう!」 が中上級者向け、 「 玄箱で遊ぼう!!」 が初心者向けと言ったところでしょうか? 非常に個人的な意見ですが、ご購入の際の参考になれば。。。

 あと併せて、以下の DVD も買ってしまいました。
中央競馬G1レース2004総集編 [DVD]
( ポニーキャニオン )
¥1,430
 いやぁキングカメハメハは強かったなぁ。。。とかしみじみ思い出しながら、 玄箱 HG 購入に向けた予習をしていた次第です (^^;;;>
Posted on Jun 12, 2005 at 00:25

玄箱 HG 導入計画

 夏のボーナスは近づきつつありますが、原資がそもそも少ない_(T-T)_ので、 自由になる散財予算は限られています。しかし、 玄人志向玄箱 HG の導入だけは死守したいと思っています。

 これまでの情報収集の結果、玄箱の Linux BOX 化において使用される メジャーなディストリビューションは、以下の三つのようです。  Gentoo Linux は どうももっともハードルが高そうで、今回は自宅サーバの置き換えという差し迫った目的が 存在するので見送り。

 次に Vine Linux を使用する方法について。
 これまで個人的にもこれまで Vine Linux を使っていたこともあって、 この方法を中心に情報を収集していたのですが、最新の 3.1 を利用するには、 かなり敷居が高いことが判明。 できれば、今回は samba には 3.x 系を使用したいという こともあって 2.6r4 ベースになるのはちょっとつらい。
 ただし、3.1 ベースをあきらめれば、 Linux /玄箱をハックしよう で配布されているハックキットを使う方法論は定番として確立されており、 最近、よく拝見させてもらっている 大阪てきとー日記 で紹介されていた 以下の本には、このハックキットもついているので、作業量は非常に小さくできそうです。  最後に Debian 化に関しては、 まず参考書として以下の本があります。
玄箱で遊ぼう!!―玄箱/玄箱HG対応
鈴木 哲哉 著
( ラトルズ )
¥208
 Debian GNU/Linux と言う ディストリビューションの特性として、そもそもパッケージが非常に豊富なので、 samba 3.x 系を使いたいというわがままも何とかなりそう。
 また個人的に調べた範囲内では、 玄箱うぉううぉう♪ で配布されているキットを使った 事例は非常に多いですし、 VineDebian で検討してこちらを選ぶ人も多く、 またパーティション設定などもこちらの方が自由度が高そうです。
 また方法論としても、先に紹介した 大阪てきとー日記 の記事に 非常に丁寧にまとめられているので、これを着実に実行すれば、 作業量は確実に減らせそう。

 どうしようかな。。。冒険的要素も入れて Debian で行くかぁ。。。
 とりあえず、まずは 「 玄箱をハックしよう!」 を買ってみることにしよう。。。
Posted on Jun 10, 2005 at 22:10

あると便利かも…

「 ノバック、内蔵用 HDD を外付け USB 接続に変換するアダプタ」PC Watch より)

 ごく稀になんですが、使っていない内蔵用ハードディスクの中身をのぞきたいときが あるんですよね。 なんらかケースに入れてから USB で接続する類のツールは持ってるんですが、 これはベアの状態でつなげるところがいいですね。USB 給電だったらもっと良かったかも。 金銭的余裕があるとき見かけたら買っておいてもいいかもしれない。。。 メモっとこう (. .)φ
 SATA と IDE が別商品てのと、「つなが~る KIT 」って 商品名はちょっといただけませんけど (^^;>
Posted on Jun 07, 2005 at 11:37

It's true?

「 Mac への Intel 製 CPU 搭載をジョブズ CEO が宣言」
元麻布春男の週刊 PC ホットライン 「 Intel ベースに移行する Mac OS X への希望」
(以上、 PC Watch より)
「 Apple 、Intel プロセッサ採用を正式発表」
「 Intel 乗り換えの動機は PowerPC の消費電力問題――ジョブズ氏が基調講演で説明」
「 Apple には Intel より AMD がお似合いだ」
(以上、ITmedia より)

 いよいよ Apple が三度目の舵を切ります。 しかし、今度の航路は後戻りがきかないかもしれません。
 6 日からサンフランシスコで開催されている Worldwide Developer Conference でスティーブ・ジョブズ氏の口から語られました。
 Intel コンポーネントを使用した (要は Pentium 搭載の) Mac が来年 6 月までに登場します。 MacOS X 自身は x86 でも動作する Darwin をベースにしているわけですから、 基本ソフトウェアに関してはすでに移行の準備ができていたのでしょう。
(実際、上記のジョブズ氏の講演でのデモは x86 版 MacOS X で動作していたらしいので)

 MacOS X を中心とした どういうエコベースを再び組み立てるのか?興味はあります。 それ以上に、本業での大きな賭け… Apple という会社は何なのか? これから真にそれが問われるではないでしょうか?
# アップル といえば、 日本経済新聞 6/7 付けの朝刊で iTMS が 8 月から日本でスタートすると報じられています。今度こそほんとでしょうね。。。
Posted on Jun 02, 2005 at 16:04

白箱ですって…

「 2 台の HDD を内蔵できる挑戦者の自作 NAS “白箱”が発売」AKIBA PC Hotline! より)

 I/O データ の自作ブランド 挑戦者 の自作 NAS の新製品です。
 商品名こそ「 LANTANK(SOTO-HDLWU) 」となったようですが、 実売で 18,780 円~19,800 円くらいと、個人的に夏の散財で購入対象となっている 某社の自作 NAS のもろ対抗製品だと思われます。
 こっちはミラーできるのかぁ。。。某社の自作 NAS のように中の 構成ファイルをごにょごにょして Linux BOX 化できるのかなぁ。。。だったらいいなぁ。 後発製品ということはカーネルのバージョンも新しいものだと思いますし。
 某社もそろそろ新製品出さないだろうか…
Posted on May 26, 2005 at 11:49

Socket A Athlon XP/Sempron 製造終了?

「 Socket A 用の Athlon XP と Sempron が製造終了?告知あり」AKIBA PC Hotline! より)

 Athlon64 の売り上げも好調ですし、近いうちにくるなと思っていましたが いよいよ間近なようです。火のないところに煙は立ちませんし、 最近、自宅のメイン PC のマザーボードがいまいち調子が悪い上、 Socket939 Athlon64 へ一気に移行するには、 CPU + M/B + PCI Express ビデオカードと少なくとも 5 万前後の出費が必要と思われ、 現状ちょっと難しい…てか、無理_(T-T)_
# できれば Longhorn がもう少し見えてきたタイミングで移行したいというのもありますし…
 かといって万が一、メインのデスクトップがとぶと、 これはこれで悲劇なので来月の給料が出たら Socket A の M/B を 一枚確保しておくことにします。
Posted on May 25, 2005 at 16:30

Wireless USB いよいよ

「 Wireless USB 規格が決定、2005 年末に製品化へ」
元麻布春男の 週刊 PC ホットライン 「 標準化が遅れる UWB とサポート体制が広がる Bluetooth 」
( 以上、PC Watch より)

 何かずいぶんもめてたみたいですが、いよいよ規格化が正式に決定したみたいです。
 ノート PC などに内蔵されると、非常に便利になるイメージの強い UWB 。 結局、どちら側の規格になったのでしょう?と言うことも気になりますが、 あとは OS 側のサポートがどれだけ迅速に行われるかが問題ですね。 Bluetooth が爆発しない原因も、Windows XP でのサポートがも一つと言うところに 要因の一つがあると言ってもいいでしょうから。
 これで無線マウスを使うときも、レシーバによる妙な出っ張りを気にする必要が なくなる時代がくると思うと少々待ち遠しいです。
Posted on May 09, 2005 at 20:26

LUMIX DMC-FX8 発表

「 松下、手ブレ補正搭載薄型デジカメを改良『 DMC-FX8 』」デジカメ Watch より)

 FX7 に 新色が出たので出ないかと思っていた LUMIX がモデルチェンジしました。
 基本的には FX7 のマイナーチェンジしたものらしいですが、目立つ変化としては、 画像エンジンが、ヴィーナスエンジン II からヴィーナスエンジンプラスへ、 またバッテリーの容量が上がっています。  画像エンジンは実写画像を見てみないと何とも言えませんが、 FX2 を つい最近買った身としては、 バッテリーの容量が上がっているのは少々うらやましいですね。
 また、バッテリーが変わっているので、 以前のモデル用のバッテリーは早めに手に入れておかないと、今後入手しづらくなるかも… いかんいかん。
 早く来い来い夏ボーナス…(^-^;;;>
パナソニック LUMIX FX2 シルバー DMC-FX2-S
( パナソニック(Panasonic) )
¥6,980

( )
Posted on May 07, 2005 at 17:08

認識されないビデオカード

「 ForceWare 地獄」hail2u.net より)

 なんて記事を見つけたので、自分も書いてみました。
 先般、AGP 版の最後のビデオカードにと、 玄人志向 製の GF6200A-A128H購入した のですが、それを自宅のデスクトップにつっこんだときの話です。

 常として、新しく買ってきたビデオカードに添付されているドライバは使わないため、 nVIDIA のホームぺーから、 そのとき最新だった 71.89 をダウンロードしてきました。
 で、古いドライバを抜いてから、シャットダウン、新しいビデオカードに入れ替えて再起動。 とここまでは順調。しかし、ダウンロードしてきたドライバを実行してみると…
「ビデオカードを見つけられませんでした」
んなばかな。と思ってみても、何度やっても結果は同じ。
 で、まさかと思って、ビデオカードに添付されていた CD-ROM からインストールしてみると、 なんてことなく起動に成功。それからは順調に動いてます。
 デバイスマネージャーからディスプレイアダプタのプロパティを 見てみると、ドライバのバージョンは 7.6.4.1 。何か釈然としません。

 これまで 玄人志向 製の GF4MX440S-AGP64C ( GeForce4MX440 搭載ビデオカード)を使っていたのにも理由はあって、 以前、これも 玄人志向 製の GFX5600XT-A128C を買ってきて差し替えると、デスクトップで今も使っている CanopusMTV8000HX というチューナー搭載のキャプチャーカードのドライバが機能しなくなり、 泣く泣く元に戻すことになったのです。
 nVIDIA の場合、 新製品が出て、それに対応したリファレンスドライバが ぽんぽんバージョンアップしているときって、どうもトラブルことが多いような気がします。
 hail2u.net でも言及されているように、 最近は PCI Express への移行期のため、 AGP 新製品への対応も後回しになる傾向にあるかもしれません。
 そう考えると確かに今回買ったビデオカードも製品に採用されている GeForce6200 は AGP にネイティブで対応した最新のチップであるという要素もありました。 とはいっても、実質リファレンスのドライバしか存在しないのに、 市場に出回ってる製品のドライバが自社のホームページに公開されてないってまずくないですか?
 どうも発色の好みで ATI の製品を使ったことがないので、 比較できないですが、こういう傾向はあるんでしょうか? どうなんでしょうね?