「 日本マイクロソフト、 Windows RT タブレット『 Surface RT 』を国内販売」 ~ 3 月 15 日発売、 32GB モデルで 49,800 円から ( PC Watch より)

 Surface が 3 月 15 日にいよいよ日本にも登場するそうである。
 以前から、タッチインターフェイスと通常のデスクトップインターフェイスの二面性を併せ持った Windows 8 には、 Surface のようなセパレートタイプのデバイスによってこそその良さが生かされると思っていました。

 ただ、米国から遅れること約半年、日本語環境に合わせてキーボードなどの ローカライズしていたと言いますが、 Windows 8 は爆発的には普及しないとほぼ見えたと言えるこのタイミングで、 国内販売が決まったのは Windows RT を搭載した「 Surface 」。
 Intel Core i3 を搭載した「 Surface Pro 」ではありません。

 Windows 8 が発売されてほぼ半年。
 Windows ストアアプリにしても盛り上がっているという話は聞きませんし、 デスクトップインターフェイスは Windows 7 より退化しているように思え、 タッチインターフェイスを使えてこその Windows 8 ですが、 これを導入するためだけに、環境を買いそろえる動機がいつまでたっても芽生えません。

 Windows RT を売っていかねばならない事情もあるでしょうが、 その前に 日本マイクロソフト としては、 Windows 8 をもっとしっかり普及させる方が先ではないでしょうか。

 Surface Pro であれば、これまでの Windows の資産を使えて、 かつタッチインターフェスも使える。。。これは Windows 8 だからこそできること。
 Windows RT では従来のデスクトップインターフェイスを使いこなすことはできないのです。

 日本マイクロソフトには、 半年たった欧米の状況を見ても、日本では旋風を起こせる!という秘策があるのかもしれません。
 ただ個人的にはいくら Surface をもってしても Windows RT を売るのは相当ハードルが高いと思っています。

「 マイクロソフト Surface Windows 8 Pro は北米 2 月 9 日発売。 10 型フル HD に Core i5 、デジタイザペン付属」Engadget 日本版 より)

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「 (今のところ) Surface あっての Windows 8 」
「 Windows 8 より Surface の方が気になって仕方がない」